様々な分野で活躍する一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。今回お話を伺うのは、企業や個人向けに福利厚生サービスなどを提供しているベネフィット・ワンの白石徳生社長だ。第2回は、「健康を維持するためにはストレスを溜めないことが重要」という白石さんが大切にしている、睡眠や気の置けない友人たちとの交流について紹介する。

 私は健康を維持するためには、ストレスを抱えないことが非常に重要だと考えています。そのために大切にしていることが2つあります。1つは、睡眠をしっかり取ること。ぐっすり眠れば、大概のストレスは解消できます。普段の睡眠は6時間くらいですが、出張が続いて疲れが溜まっているときなどは、8~10時間ほど眠ることもありますね。

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 寝室は真っ暗にして、眠る前にはアロマディフューザーを使っています。アロマオイルをセットしてスイッチを入れると、心地よい香りが広がって、気持ちよく眠れるので気に入っています。オイルはリラックス作用のあるラベンダーや、ストレスを和らげる作用のあるレモングラスなど、その日の気分で選んでいます。

 出張やトライアスロンの大会などで海外に行ったときには、時差ボケの解消のために、ホテルのプールで泳ぐことも多いですね。ただ、時差が大きい北米や欧州に出かけるときは、体調を崩しがちです。そのときは無理をせずに、医師に処方してもらう睡眠薬を飲んで調整するようにしています。

経営者の間で流行る「ロングブレス」

 ストレスマネジメントでもう1つ大切にしているのが、気の置けない友人たちとの交流です。第1回でお話ししたトライアスロンは、そういう意味でも役立っていますね。仕事をしていれば当然、様々な課題に直面します。そうしたときに逃げずに真正面から向き合えるのは、なんでも話せる友人がいて、ストレスを溜めずにいられるからだと思います。

 私は経団連から同友会まで、いくつかの経営者の会に参加していますが、それぞれの仲間と様々な交流があります。世代が近い人とは自然と健康に関する話題も多くなりますね。誰かが「酸素カプセルに入ると、激しい運動をしても回復が早い」と言えば試してみたり、「人間ドックはどこがいいか」といった情報を交換したりします。

 私もそうした中で勧められた、鍼灸に定期的に通っています。そのおかげか、同年代の人がよく悩まされる五十肩とは無縁で過ごせていますし、トライアスロンをやるようになってからも、故障をしたことはありませんね。