読書で琴線に触れた言葉を書き留める

 心身の健康に役立っているのは、アウトドアならゴルフで、インドアでは読書です。私は毎晩、最低でも1~2時間は本を読むのを習慣にしています。「徳」と「才」をバランスよく高めるように読書をしています

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 「徳」の本とは、人としてどうあるべきかを書いたものです。「才」の本とは、リーダーシップやマネジメントなどのビジネススキルを書いたものを指します。若い頃は基本的な仕事の能力・才が大切ですが、年をとって地位が上れば上がるほど「徳」の部分が大切になってくると思います。

 「徳」を高める本は東洋古典や哲学、歴史書、文学など、そして自己啓発書の類も入ってきます。「才」を高める本はピーター・ドラッカーやビジネススクールの教科書のようなビジネス書が中心です。どちらも並行して読むことが多いですが、特に安岡正篤先生の著書など「徳」を高めてくれる本は、小さなことで悩んでいる自分に「喝」を入れてくれたり、迷っているときの大きなヒントになったりします。私にとっては、精神安定剤のようなものですね。そして、良い本は何度も読み返します。

 読書をする中で琴線に触れる言葉に出会うと、ノートに書き写すことも習慣になっています。と言うよりは、書き写さずにはいられないという感じです。そのために、お気に入りの万年筆とノートを用意していて、心に残った言葉、名言などを折に触れ記しています。素敵な言葉を書き写していると、写経のような効果があるのか、気持ちが鎮まっていきます。ジャンルは問わず、Mr.Children(ミスターチルドレン)や松任谷由実の歌詞などを書き写すこともあります。

 疲れたり落ち込んだりしたときに、その言葉を書き溜めたノートを手に取り、パラパラとめくってみると、不思議なことに、そのときに必要な言葉が必ず見つかります。今はそうした言葉を、毎日発信しているメールマガジンやフェイスブックでも紹介しています。