趣味と仕事を離れた人間関係で人生に彩りを

 週末のオフのうち、土曜日はほとんど、社員の結婚披露宴に出席していますね。日曜日は仕事を離れて、趣味の競馬を楽しんでいます。個人で競走馬を持っているので、競馬場でレースを観戦したり、ゴールデンウィークやお盆休みは、馬小屋がある北海道の牧場で過ごしたりします。牧場は空気がきれいですし、馬や牧場関係者と過ごす時間はいいリフレッシュになっています。

 「ホウオウパフューム」という牝馬は昨年、G1レースのオークスに出走しました。次はどのレースを目標にするかを考えるのは楽しい一方で、なかなかうまく成長せず、結果を出せない馬もいて、常に刺激をもらっています。それに、競馬を楽しむ仲間は仕事の人脈とは異なるので、視野を広げてくれますね

 自分が好きで楽しめる趣味は、人生に彩りを加えてくれるものだと思います。私の場合は競馬ですが、芝居やアートを鑑賞したり、スポーツで汗を流したり。そんな趣味が持てれば、仕事以外にも人脈が広がりますし、心の健康や仕事への活力にもつながるのではないでしょうか。


(まとめ:田村知子=フリーランスエディター/インタビュー写真:村田わかな)

小笹芳央(おざさ・よしひさ)さん
リンクアンドモチベーション会長
小笹芳央(おざさ・よしひさ)さん 1961年生まれ、大阪府出身。早稲田大学政治経済学部卒業。2000年リンクアンドモチベーション設立。モチベーションを切り口にした企業変革コンサルティング事業、個人のキャリアアップを支援するスクール事業、企業と個人をマッチングする人材紹介・派遣事業を展開するグループの代表として経営に携わる。2013年から現職。著書に『モチベーション・マネジメントの真髄 ダイバーシティ時代の部下の束ね方』(PHP研究所)などがある。