(前回から読む

写真提供:三菱鉛筆

編集Y(以下Y):ということで、やって参りました。三菱鉛筆の群馬工場です。

モリナガ・ヨウ(以下モ):ここに鉛筆の「ソムリエ」がいるんですね!

三菱鉛筆広報・小笠原恵子さん(以下小):まずは工場をご案内しましょう。

水と黒鉛と粘土を混ぜ合わせ、芯に成形

群馬工場製造第一課長・清水修さん(以下清):ここでは鉛筆の芯を作っています。簡単に流れを説明しますと、まず、水と黒鉛と粘土をよく混ぜ合わせる「調合」を行います。ここで、硬度が決まります。既にご存じの通り(前回参照)、粘土が多い方が硬く、薄い色になります。たとえばHBだと黒鉛7割、粘土3割ですね。

:調合が済んだら、圧力を掛けて円筒状に成形します。これが「予備成形」。