オープンキャンパスならぬオープンカンパニー

 レガシードはインターンのほかにも学生の認知度を高める取り組みをしている。それがオフィスを半日開放する「Open Company」という取り組みだ。近藤社長が起業への想いやビジョンを語り、社員が日々の仕事で感じたことを話す。夕方になればバースペースでお酒を片手に学生と語り合うこともあるという。

レガシードでは社員総出で「Open Company」を開催している

 同社はこの取り組みを毎月数回、通年では20回以上も実施している(東京オフィスだけでなく名古屋や大阪などでも開催)。延べ参加者数は年間で2000人以上を予定している。ちなみに長期~短期(3日間)のインターンに、今シーズンは既に400人近くが参加しており(昨シーズンの2倍のペース)、3月末までにはその数は1000人になる見込みだ。

 これだけ多くの学生と頻繁に接触していれば、SNS(交流サイト)などを通じてレガシードの存在は学生の間で確実に広まっていくだろう。ここまで徹底しているからこそ、社員20人のスタートアップでもランキングの上位に食い込めたのだ。

 近藤社長は、インターンの時期はこれからもっと早期化すると予想する。

 「大学3年生だけではなく、2年生や1年生の段階から接触するようになる。スタートアップである我々は弱者の論理で動くしかない。だからこそ、大企業が本格的に動き出す3月1日までに、選考を終えているのが理想だ。インターンで有力な学生を囲い込む。それがうちのやり方だ」

 経団連の指針(大学3年の3月1日が会社説明会の解禁日で、面接は6月1日から)に縛られない企業は、インターンという機会を利用して積極的に学生の獲得に動く。対する大企業はどうするか。本シリーズでは、2019就活の最前線をリポートしていきます。

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