1つは「ハクが付く」こと。著名な大企業のインターンに参加すれば、その後の就職活動で有利になると考えるからだ。大手コンサル企業や外資系企業を選ぶのも同じ理由だ。今回のランキングでもそのような傾向がはっきりと出ている

 もう1つは「プログラムの中身に興味がある」こと。創業間もないレガシードはこちらしか手がない。近藤代表は、今のインターンの問題点を指摘する。

 「学生はワークショップ型のプログラムに飽き飽きしている。ありがちなのは、学生を数人ずつにわけて新規事業の提案をさせるもの。どうせ提案しても、自分にとっても、その企業にとってもなんの役にも立たないことを知っている」

今どきの学生は、インターンに参加するのは当たり前となった

 「結局、多くの企業がやっているインターンは、人事部がやりやすいことをしているだけ。情報が過多な今の世の中において、一方的に会社の宣伝をしても学生には響かない。学生自らが考え、行動することを促すこと。今の学生はゆとり世代と言われているけれど、自分が成長するためには負担をいとわない」

 「やる気のある学生ほど自分の力を試したいと思っている。大学でも、アルバイトでも、サークルでも経験できないこと。それをインターンで提供すれば、学生の支持を集められると考えた」

 そこで始めたのが、「超・実践型」と呼ぶインターンプログラムだ。参加する学生は、実際に社員と一緒に働く。長期のインターン生は数カ月間、同社の新規採用支援チームに加わり、現役の学生の視点からクライアント企業にアドバイスもする。

 短期(3日間)のプログラムも中身はハードだ。新規顧客リストを作成したり、電話でアポ取りまでしたりする。無給の学生にそんなことまでさせるのか!と驚くような内容だ(プログラムの中で優勝したチームには賞金が出る)。

インターンのプログラムで優勝したチームには10万円の賞金が出る

 ただ、これにも理由がある。インターンに、現役社員の協力を取り付けるためだ。