「経営者に役立つ知恵の宝庫」。ローソンやファーストリテイリングの社長を歴任した玉塚元一デジタルハーツホールディングス社長は「システムデザイン」についてこう語る。システムデザインは企業や事業、製品を「システム」としてとらえ、価値を生むシステムを発案、設計、構築、評価するアプローチ。質問魔の玉塚社長が様々な経営課題を取り上げ、宇宙から農業、スポーツまで幅広い分野でシステムデザインを研究する神武直彦慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授にその要諦を尋ねる。(進行役は日経BP総研の谷島宣之上席研究員)
シリーズ
玉塚元一の「システムデザインを学ぼう」

完結
4回
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臨機応変な「ラグビー型チーム」で行こう
システムをデザインできる人をどう育てていくかについてローソン社長、会長CEOを務めた玉塚元一氏と、慶應義塾大学大学院の神武直彦教授が語り合う。
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プロマネだけでは新事業を成功できない
新事業を成功させるために優秀な社員をプロジェクトマネジャに任命したが、うまくいかない。何が足りなかったのか。事業創出の勘所を議論した。
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失敗続きの事業創出、鍵はレディネス
価値を生む新事業をどのようにデザインすればいいのか。宇宙から農業、スポーツまで幅広い分野でシステムデザインに取り組む神武直彦慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授に玉塚社長が聞くシリーズ第2回。
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慶應大学ラグビー部が「法人化」した理由
質問魔の玉塚社長が様々な経営課題を取り上げ、宇宙から農業、スポーツまで幅広い分野でシステムデザインを研究する神武直彦慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授にその要諦を尋ねる。
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