シリーズ
医療格差は人生格差

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え?落とし穴だらけ?血液がん検査のホント
CTやMRIなどの画像検診よりも、受けるのが簡単な血液を使ったがん検診。これまでにもメディアなどで紹介されて一時的にブームになっては消えていくことがあった。血液や遺伝子を活用したがん検診は果たして、どこまで実用性があるの…
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PET検査、「毎年受ける」のは間違い?
全身を一度に調べて様々ながんの有無を確認できるPET検査。被験者にとっては非常に魅力的に映るが、現段階では決して“万能”ではない。がんの中でも得手・不得手があるうえに、検査を受けるデメリットもある。一体、何なのか。
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乳がん検診で、絶対にあなたがすべきこと
乳がん検診で実施されるマンモグラフィー。だがこの検査は100%万能とは言い難い。いくつかの落とし穴があるためだ。それを避けるには、現状では受診者が自分たちで、結果を知り、次のアクションにつなげる必要がある。具体的な方法を…
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男も罹患する乳がん、あなたは大丈夫?
女性のものとばかり思いがちな「乳がん」。確かに女性の、それも若い世代でも罹患者は増えている。だが女性「だけ」の病気とあなどるなかれ。男性も乳がんに罹患することがある。男性読者にはあまり知られていない乳がんについて、学ぼう…
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医者の本音「がんで死ぬのは意外と悪くない」
がん検診などでもなかなか見つけづらい膵がん。防ぐ第一歩は、膵がんの危険因子を遠ざけることにある。ただそれでも100%防ぎきれるわけではない。しかし改めて考えてもらいたい。果たして、「がんで死ぬ」のはそんなに恐ろしいことな…
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進行が早く悪性度の高い膵がん、罹患率は漸増中
星野元監督、九重親方、そしてスティーブ・ジョブズ…有名人の中にも、膵がんで命を失った人は多い。進行性が早くて悪性度が高いという、数あるがんの中でも「最も怖い」と言える膵がん。何とか早期発見したり、予防したりする方法はない…
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消化管の「暗黒大陸」小腸の検査方法は?
これまで消化管の中でも検査のしづらさゆえに「暗黒大陸」と言われてきた小腸。これが2000年代から劇的に変わってきた。カプセル内視鏡が開発されたためだ。こんな便利な技術を、胃カメラや大腸カメラに代わって利用することはできる…
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怖い?怖くない?漫画で分かる大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査を受けたことのない人も、今回の漫画を読めば一目瞭然!どのような流れで検査が進むのか一発で分かる。もし検査途中にポリープが見つかったら?という素朴な疑問にも答えます。
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大腸カメラよりもキツイ?検査前の大量の下剤
大腸がんを調べるために便潜血検査をしたら陽性だった。そんな時は肛門からカメラを入れる「大腸カメラ」を実施することになります。しかしこの検査、実は胃カメラ以上にキツイともされています。どういった点が辛いのでしょうか。
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罹患者が特に多いのに盲点になっているあのがん
胃がんや肺がん、乳がんなどと比べるとなぜか人々の注目が低いがんがある。がんの中でも死亡数が2番目に高いのにもかかわらず、である。それが大腸がんだ。ほかのがんに比べて原因や正体が分かりづらく、何となく油断してしまう人が多い…
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やっぱりピロリ菌の除菌で食道がんは増えた?
ピロリ菌の除菌の普及や食生活の欧米化(高脂肪食)、過食などによって胃酸が過剰に分泌され、逆流性食道炎を患う人が、世界的に増えている。日本でも逆流性食道炎が関与する胃がんが増加傾向だ。逆流性食道炎を患ったらどうすればいいの…
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「逆流性食道炎」の罹患者数は急激に増えている
焼き肉をガッツリ食べたり、ラーメンを食べたりした翌朝、胸焼けやみぞおちのもたれを感じたり、あるいは最近ゲップがよく出たりする人も多いはずだ。その場合、逆流性食道炎を患っている可能性が高い。急激に罹患者数が増えるカラクリと…
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「適量のアルコールは認知症に良い」はウソ!
「適量のアルコールであれば、むしろ認知症に良い」という通説がある。だが最新の研究では少量のアルコールでも、飲めばそれだけ脳にダメージを与えることが分かってきた。飲み過ぎて記憶障害が起こるメカニズムとは一体どんなものなのか…
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最も危ないのは「酒に弱いが少し飲める」人
忘年会シーズンに突入し、連日、宴席でお酒を飲んでいる人も多いのではないだろうか。アルコール起因のがんと言えば、肝臓がんを連想するだろうが、実はアルコール起因のがんはそればかりではない。最もがんになりやすいのはどんな人なの…
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「適度な飲酒は体にいい」のウソとホント
忘年会シーズンに突入した12月。普段よりもお酒を飲む機会が増える人も多いのではないだろうか。だが酔っ払って記憶をなくしたり、暴言による失敗をしたりという「異常酩酊」を繰り返す人は注意が必要だ。アルコール依存症の懸念もある…
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男性ホルモンの投与でED・うつが改善?
男性ホルモンの一種「テストステロン」は、体の様々な部分に影響を及ぼし、不足してくると、様々な症状が出てくる。ED(勃起障害)ばかりでなく、うつや睡眠障害、筋力の減少などにも影響する。テストステロンをどのように増やせばよい…
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勃起障害(ED)になったら疑うべき病気とは?
日本の勃起障害(ED)患者数は約1130万人とも言われている。症状が出た時、何よりも注意したいのが、その裏側にほかの病気が潜んでいないかということだ。EDの症状が出たら、どんな病気に気を付けるべきなのか、解説する。
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前立腺肥大、薬の選び方次第では射精障害に?
前立腺がんと並んで罹患者の多い前立腺肥大。2つの病気に関係はないものの、前立腺がん同様、前立腺肥大を患う人も多い。悩ましいのは治療方法が多岐に渡ること。早期の前立腺肥大の場合、投薬治療が先決だか、薬には意外な副作用がある…
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70歳で前立腺がん発覚!治療する?しない?
悪性度が低めの前立腺がん。寿命に影響しないものも多い。だが仮に70歳で前立腺がんが発覚したら、あなたは治療を受けるだろうか。経過観察で済ませるだろうか。仮に治療を選んだとしても、その先にはあまりに多様な選択肢が待ち受けて…
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急激に前立腺がんの患者が増えたのはなぜ?
なぜか今、日本で前立腺がんの患者数が、尋常ではない勢いで増えている。日本の男性に何が起こっているのか。原因を探ってみると、急激に患者が増える大きな要因の一つに、「PSA検診」があった。どういうことか解説する。