治療薬によっては射精障害も!?

 現状ではEDやAGAの治療は保険適用外なので、「先生、前立腺肥大ってことにして保険で薬を出してくれませんか?」という人もまれにいますが、もちろんそんなことはできません。厚生労働省もそんな可能性は重々承知しており、これらの薬を保険適用で出す時には、本当に前立腺肥大かしっかりとした診断した根拠を提出することが求められます。

 そして重要な注意点です。PDE5阻害薬を除いて、どの薬を選択した場合でも、多かれ少なかれ性機能に影響が出てきます。下の表を参照してください。

 

 このうち「射精障害」というのは、精液が陰茎の外ではなく、膀胱の方に逆に出てしまうことです。健康上の影響はありませんが、気になる場合は薬を変更して対処します。

【参考文献】

『前立腺肥大症診療ガイドライン』