中性脂肪、HDL、LDL、ダイエットで値の改善が期待できるのは?

 このように、脂質にはいくつかの種類がありますが、内臓脂肪と関係するかどうかは、実は非常に大事なポイントです。

 中性脂肪やHDLは内臓脂肪が関係するため、ダイエットによって内臓脂肪が減れば、値の改善が期待できます。

 一方で、LDLは内臓脂肪と関係がないため、ダイエットだけでは改善しないことがあります。

 この点はとにかく重要で、「糖質制限ダイエット」と「カロリー制限ダイエット」の対立を読み解くカギになります。

 これは機会を改めて、「食事」の項で解説いたしますので、ここでは同じ脂質異常症でも原因は様々だし、対処方法も違うということだけ憶えておいてください。(つづく)

【参考文献】

(1)Circ J. 2002 Nov;66(11):987-92. New criteria for 'obesity disease' in Japan. Examination Committee of Criteria for 'Obesity Disease' in Japan; Japan Society for the Study of Obesity.

 日経ビジネスオンラインでも好評を博したこの連載が1冊の書籍になりました。
 書名は『医者がマンガで教える 日本一まっとうながん検診の受け方、使い方』。

 あなたは次のような「がん検診」の新しい常識に正しく答えられますか?

  • 肺がん検診、喫煙者ならば胸部レントゲン検査と、「〇〇」の検査を併用すべき
  • たった数年で前立腺がんの患者数が急増!?その背景にあった「〇〇〇検診」の影響
  • 胃がん検診、バリウムと胃カメラなら胃カメラに軍配! 理由は「〇〇がん」も検査できるから
  • 「大量にお酒が飲める人」と「弱いけれど少しだけお酒が飲める人」、肝臓がんのリスクが高いのはどっち?
  • ピロリ菌に感染する人が減ったことで、逆に「〇〇がん」のリスクは高まっている
  • 大腸がんを調べる大腸カメラ、キツイのは検査よりその前の大量の〇〇だった
  • 検診を受けても見逃さないために! 乳がん検診はマンモグラフィーに〇〇〇を追加せよ

 本書では、現在も活動を続ける現役医師が、特技であるマンガを生かして、「日本一まっとうな」がん検診の受け方と使い方を解説します。

 肺がんや胃がん、大腸がんなど、日本人にとってメジャーな「がん」を見つける方法から、男性ならば誰もが気になる前立腺がんや前立腺肥大、ED(勃起不全)、若い女性にも広がっている乳がんや子宮頚がんについて――。

 日本人に多い10のがんを取り上げて、正しいがん検診の受け方、使い方を紹介。同時に、最近取り沙汰されることの多い「PET検診」や、少量の血液や尿などからがんを見つけるとうたう「血液がん検診」など、「がん検診」をめぐる最新のテーマについても、マンガを用いながら、分かりやすく解説しています。

 一冊読めば、あなたが「がん」や「がん検診」の怪しい情報に惑わされることは、もうありません。

 また本書の著者が、新刊発売イベントを開催いたします。概要は以下の通りです。
 ご興味のある方は下より申し込みくださいませ。

  • イベント概要:【池袋駅前店/天狼院健康部】人生100年時代、楽しく働き続けるために!フリーランスのための「健康診断」講座『医者がマンガで教える 日本一まっとうながん検診の受け方、使い方』発刊記念トークイベント
  • URL :http://tenro-in.com/event/57175
  • 日時 :9月3日(月)19:00 開場、19:30 イベント開始、21:00 終了
  • 参加費:3000円(税込)+書籍『医者がマンガで教える 日本一まっとうながん検診の受け方、使い方』(日経BP社)
  • 場所 :天狼院書店「池袋駅前店」
  • 受付 :天狼院書店「池袋駅前店」WACCA池袋2階・レジカウンター

※天狼院書店は池袋エリアに4店舗ございますが、今回は池袋駅東口の商業施設・WACCA池袋2階にあります池袋駅前店での開催となります。スタジオ天狼院、東京天狼院、Esola池袋店ではありませんのでご注意くださいませ。