前回は、脳卒中や認知症を避けて、健康寿命を延ばすには、メタボリックシンドローム(メタボ)にならないように食い止めることが非常に重要なカギだと解説しました。

 話を進める前に、ここで用語の確認をしておきましょう。

 皆さん、今回の記事は、手元に定期健康診断(年1回の健診)か、特定健康診査(いわゆるメタボ健診)の結果表があれば、参照しながら読み進めていただくと、理解が深まるかもしれません。

 ちなみに同じく「健診」と略しますが、定期健診は健康診「断」、特定健診は健康診「査」です。

 どういう意図があるのかはよく分かりませんが、こういうのはできればやめてほしいと思うのは私だけでしょうか。

 定期健診には、事業者が労働者に対して実施するものや、自治体や学校が実施するものがあります。今まで一度も受けたことがない、という人はまれでしょう。

 それだけ広く行われているけれど、「生活習慣病予備軍の確実な抽出と保健指導の徹底が不十分」などの理由で、2008年4月から、40歳~74歳を対象とした「特定健診」と、それに引っ掛かった人への「特定保健指導(食事や運動の指導)」が新たに始まりました。
 では、それを踏まえた上で、一般的な健診の項目をお見せします。