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部長はヒラの2倍の年収

 管理職の年収は企業規模に関係なく、平社員よりも格段に高い。40代前半の課長と平社員の年収差は、大企業で405万円で1.7倍もの開きがある(課長963万円、平社員558万円)。また同じく大企業で50代後半の部長と平社員を比べると、609万円、1.9倍と差がさらに広がる(部長1255万円、平社員646万円)。なお、これまでは課長に昇進すると残業代がつかなくなって給料が減る“逆転現象”が起こる例もあったが、そうしたケースは今後減る見込み。「働き方改革の影響で残業を抑制する動きが顕著になっている。平社員は給料から残業代を削られる分、管理職との格差はもっと広がるだろう」(平康さん)。

大企業の役職別賃金カーブ
厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」を基にしたセレクションアンドバリエーションの資料。「平社員」に係長は含まない
中企業の役職別賃金カーブ
厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」を基にしたセレクションアンドバリエーションの資料。「平社員」に係長は含まない
小企業の役職別賃金カーブ
厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」を基にしたセレクションアンドバリエーションの資料。「平社員」に係長は含まない