全2756文字

 パソコンやインターネットなどのICT(情報通信技術)を活用して、自宅などで仕事ができるテレワークが注目されている。オフィスへの出勤に比べ、通勤の負担が減らせるほか、「割り込み仕事」で自分の仕事のペースが落ちる非効率を防ぎやすい。その一方で、逆に長時間労働につながりかねないリスクもはらむ。実際にテレワークを活用するNTTドコモ社員のケースも交えて、上手な活用のコツを紹介する。

 働き方の多様性や効率化を実現する制度の1つとして、各企業で導入が進む「テレワーク」。これまでは育児や介護が必要な労働者に、自宅での仕事を認めるとの側面が強かったが、「生産性を上げる」ための有効な手段として注目が集まっている。

 最大の利点は、オフィスでの業務に比べ、時間の使い方や場所を柔軟に選択できることにある。

 通勤にかかる身体的な負担がなくなるほか、オフィスで日常的に発生する「割り込み仕事」も減ることから、自分のペースで仕事を消化できる。また昨今では、旅行先で1日を仕事に充てることを認めるなど、仕事をする場所や日時などの条件を緩和する企業も登場している。

テレワークはどんな制度どんな得がある?

 テレワークとは、パソコンやインターネットなどのICT(情報通信技術)を活用して、自宅などで仕事できる制度のこと。オフィスへの出勤に比べ、通勤の負担が減らせるほか、「割り込み仕事」で自分の仕事のペースが落ちる非効率を防ぎやすい。時間を柔軟に使えるため、通勤に要する時間を家事などに充てられるほか、育児や介護と仕事の両立もしやすくなる。当然、オフィスにいる時と同様に成果が求められる。