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集合の知恵を活性化する社会に向けて、LGBT当事者ではない人たちが今日からできることは何でしょうか?

:よく「LGBTの人とどう接したらいいでしょうか」と質問を受けるのですが、気づいていなかっただけで、すでにたくさん接してきたはず。カミングアウトを受けたとしても、「これまで通り」でいいと思います。

 さらに一歩、社会に働きかける行動としては、「アライ」の意思表明をすること。例えば、企業での導入も増えている「アライシール」(下の写真)をスマートフォンやラップトップPCに貼るというのも手軽な方法の1つ。LGBTは「見えづらい違い」であるゆえに、社会課題として放置されがち。“見えづらい課題の可視化”を後押しすることは、当事者にとっても大きな励みになります。アライシールが目に入るだけで「ここは安心していられる居場所なんだ」と思えるんです。

航空、生命保険、通信、コンサルティングなど幅広い業界で、シールなどを使って「アライ」であることを意思表明する企業が増えている

LGBTを深く理解していなくても、アライ表明していい?

:小難しく考える必要はありませんよ。私ですら、LGBTのシンボルである虹色が7色ではなくて6色だってことに気づいたの、ごく最近ですから(笑)。

:その程度で十分だし、「そのシール、何?」から、問題を共有するきっかけが広がります。きっとLGBT以外のマイノリティ性を抱えている人にとっても、「この人は何かあった時の理解者になってくれるかもしれない」と感じるきっかけになるはずです。

2年半ほど前に、共通の友人を介して知り合った増原さんの生き方に共感し、惹かれたと話す勝間さん。昨年末に増原さんが前パートナーと離婚した後、気持ちを打ち明け、交際が始まったという。