厳しい言い方ですが、定年退職後の生き方は簡単には見つかりません。七転八倒しながら、とにかく動き続ける覚悟が問われます。

 読者の皆さんは定年退職まで10年以上ある人がほとんどでしょう。40代半ば頃から意識し始めて、50歳頃から動き出してみてください。「こういう選択肢があるな」と思ったら、実際にやってみる。「自分には向いてない」と分かったらやめればいいんです。副業、地域活動、ボランティア、学び直し…。1つに絞らず、いろいろなことに手を出すのも面白いですよ。 (談)

*本記事は、「日経ビジネス アソシエ」2018年9月号掲載の記事を一部改編したものです

「日経ビジネス アソシエ」からのお知らせ
2018年9月号(8月10日発売)の巻頭特集は「2025大予測 『気が重い未来』の明るい歩き方」です。

 「日経ビジネス アソシエ」は、8月10日発売の2018年9月号を持ちまして、休刊させていただくことになりました。2002年4月に創刊して以降、16年の長きにわたってご愛読をいただき、スタッフ一同深く感謝しております。ありがとうございました。

 最終号となります「日経ビジネス アソシエ」2018年9月号の巻頭特集は、「2025大予測 『気が重い未来』の明るい歩き方」です。

 「人口減」や「超高齢化」「AI(人工知能)の台頭に代表されるテクノロジーの急速な進歩」――。今、これらの変化を背景に社会は激変し、私たちは既存の常識の延長線上にない世界に足を踏み入れつつあります。今後10年足らずで、世の中の景色は一変するでしょう。

 将来予測においては、「気が重い未来」が必ずセットのように語られます。ただ、未来はそれほど暗いものなのか。想定される未来に向けて、私たちは、どんな生き方、働き方にシフトしていくべきか。そうした問題意識から、今号の巻頭特集はスタートしました。

 「副業が当たり前になる社会では、働き方はどう変わる?」「ネットにすべての行動履歴が蓄積される超履歴社会・個人間信用格差時代の勝ち組になるには?」「大量の介護離職者が予想される中、介護と仕事を両立するには?」「空き家3割時代が招く“負動産”トラブルにどう備える?」――。

 特集では、7年後の2025年を見据え、その頃現実になるであろう未来とその課題を大予測しつつ、今からできる備え方を提案しています。将来起こり得ることから目をそらさず、今から準備して生き方、働き方を柔軟に変えていけるのなら、未来は明るいものにできる。これが本特集の最終結論です。

 内容大充実の「日経ビジネス アソシエ」2018年9月号を、ぜひ手にお取りください。