全3048文字

益子:前職の信託銀行では、高齢者が相手の遺産相続や投資信託の営業でしたので、基本的にルーティンワークですし、挑戦もさして求められなかった。商品の性質上、お客様に喜んでもらうには年月がかかるし、そもそも喜んでもらえる商品を売っているのかどうかも分からない(笑)。年功序列の制度が根強く残っているうえに、毎月のノルマを達成すればよしとする“昭和文化”でした。

浦田:私の会社は、やりたい仕事をやらせてくれそうな雰囲気はありますが、面倒と負担ばかり増えて実現できないのが現実です。基本的には年功序列で、仕事をしているようなフリをしている中高年社員も結構います。実は今、転職活動を始める予定でいます。

遠藤益子:えっ、とても働きやすそうな超有名企業なのに!

【Q2:理想の働き方は?】

理想と考える働き方について聞かせてください。公私の「線引き」は、どう考えていますか?

益子:仕事を最優先にするという感覚は全然ないですね。仕事とプライベートはどっちも大事で基本的に「フィフティ・フィフテイ」の関係だと思っていますが、もし二択を迫られたら、プライベートを優先します。「仕事命」には絶対になりません。前職時代は「石の上にも三年」と諭されることが多かったですが、その目的と理由が何なのか分からない。3年がもったいないです。

浦田:私も同じです。「仕事だから」を理由に、プライベートの予定をあきらめることはありません。私は、「平日でもプライベートは充実させたい」派。私の周りの同世代も趣味や習い事、勉強に時間を充てている人が多いです。