中山さんにとってサッカーとは?

 自分を最も表現できるものですね。喜怒哀楽が全部詰まっているじゃないですか、サッカーには。老いやケガでできる動きが制限されても、ここまでは表現できて、ここまではできないとも分かっています。足が痛くて片足ジャンプができなくても、両足でジャンプすれば高い打点でヘディングが打てるなどの方法を探そうとします。

 サッカーを失ったら、そんな自分を表現する手立てがなくなってしまうのではないかと思ってしまいます。解説者やコーチとは、また違う喜びがある。だからチャンスがある限り、できるだけプレーする側で居続けたいんです。

日本サッカー協会は、今回のサッカーW杯ロシア大会の開幕直前に、日本代表監督を交代させるという思い切った手を打った。「代表メンバーが決まるまでは、選ばれるために監督の指示や考え方を意識した“守り”のプレーをしていた選手もいたと思うんです。しかし、ワールドカップが始まった今は、もっとポジティブでアグレッシブなプレーを意識して、チームの活性化につなげてほしいですね」(写真:厚地健太郎)

 

*本記事は、「日経ビジネス アソシエ」2018年7月号掲載の記事を一部改編したものです

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 社会が大きな変革の最中にある今、ビジネスパーソンが最優先で身に付けるべきは「稼ぐ力」──。

 経済の低成長が続く中、解雇が難しい日本企業では今後「稼ぎの悪い」社員に対する賃金抑制が強まる恐れがあります。何かと注目を集める「副業“解禁”」の動きも、「自由な働き方」という美しい看板の裏に、「別の稼ぎで生活費を補ってほしい」というメッセージを読み取ることができます。さらに、AI(人工知能)の進化によって人間が担う仕事が減れば、「稼ぐ力」がない人は、転職市場でも不利な立場に追い込まれるでしょう。

 個人としての生き方から考えても、「稼ぐ力」は非常に重要です。人生100年時代が到来する一方で年金制度が脆弱である以上、私たちは老後と呼ばれる年代になっても、体が元気なうちは長く働き続ける必要が生じています。自分で自分をしっかり養っていくには「稼ぐ力」が欠かせません。

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