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【特徴】
決断力がなく、明確な指示が出せない。仕事がうまく回っている間は問題ないが、部署の売り上げが下がったり、部下がミスをしたりすると、全責任を部下に押しつけてくる傾向がある。

【このタイプがよく使うフレーズ】
「まあ、あとは適当にお願い」
「とりあえず、何とかしてくれ」
「いきなり言われても判断できない」
「現場の判断でやってくれ」

 決断力がなく曖昧な指示しか出さない「適当にやって」上司は、基本的に自由に仕事ができる点でいいように見える。ただ、このタイプの上司は無責任で、何かあったら保身に走る傾向がある。自由に仕事を進めて失敗すると、責任をすべて部下に押しつけてくるのだ。

 それを回避するためには、「上司の意向を汲んで計画を立て、仕事を進めていく中でもその都度細かく上司の承認を得て仕事を進めた」と言えるようにしよう。

うまく聞き出し、承認を得る

 打ち合わせでは、オープンクエスチョンやクローズドクエスチョンなどの「質問のスキル」(上例)を駆使して上司の考えを聞き出し、承認を必ず得るようにする。

 「責任転嫁をするこのタイプは、言った言わないの議論にもなりがち。上司の承認を得たら『では、○○で進めます』というように、必ずメールで記録を残すことが大切です。面倒でも徹底しましょう」(小倉さん)