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<NG 2> 相手の知識について「上から目線」で質問する

 自分が業界の知識や最新の情報に詳しかったりすると、上から目線の発言が出やすくなる。表情や声のトーンにもよるが、「ご存じないですか?」といった相手の知識を測るような質問は、上から目線の発言と捉えられ、相手を不快にさせる危険性がある。「『説明は丁寧に一から淡々と』を鉄則に」(前川さん)。

<NG 3> ニーズを探ろうとするあまり相手を質問攻めにする

 「“デキる”営業は、ヒアリングをしっかりする」といったビジネススキルを間違った解釈で受け取り、自己紹介もそこそこに、相手を質問攻めにする人がいる。そんなことをすると、相手は警戒して口をつぐむ。「自慢にならない程度で実績や強みを伝えつつ、その中でスムーズに質問に移行するとうまくいくでしょう」(前川さん)。

<NG 4>「効率」優先で、伝えるのは必要最低限の指示や確認のみ

 電話やメールで端的に用件しか伝えない人は、「ビジネスライクで冷たい」と思われている可能性がある。「ビジネス会話は、①相手を敬いつつ良好な関係を構築しようとする雑談、②用件に関する適切なやり取り、③気遣いのあるフォロー、の3セットで成り立ちます。②だけではダメです」(前川さん)。