日清が自分で「アオハルかよ。」と突っ込み

 日清は、カップヌードルの発売46周年に合わせて、謎肉の謎を解き明かすネット上のサイバー戦に加えて、テレビCMを使った空中戦も一気にしかけた。

セブン&アイグループのECサイト「オムニ7」で限定発売した「カップヌードル 謎肉祭の素4連パック」
セブン&アイグループのECサイト「オムニ7」で限定発売した「カップヌードル 謎肉祭の素4連パック」

 空中戦では、9月14日から全国で「もしアルプスの少女ハイジが16歳の女子高生だったら」という設定のテレビCMを流した。公式ホームページでは企画意図をこう説明している。

 「2017年のカップヌードルのテーマは『青春』。すべての人に、青春はある。青春と書いて“アオハル”。それは青くて、熱くて、ハングリーな日々。そんな日々を、カップヌードルは応援したい。」

 「青春」を訓読みし、あえて「アオハル」と発音。「アオハル」をテーマに定めた背景には、若者にアピールしたいという狙いがある。だが、そんな会社の思いに自ら、CM最後のカットに「アオハルかよ。」という文言を入れることで、突っ込みを入れて見せる。

 さらに同日には、意表を突く商品も販売し、話題性に拍車をかけた。セブン-イレブン・ジャパンから、謎肉だけを袋詰めした商品「カップヌードル 謎肉祭の素4連パック」を発売したのである。1袋に「カップヌードルビッグ」に入っている量の約10倍の謎肉を詰めという。

 本来はカップヌードルの1つの具材に過ぎない「謎肉」を、あえてメーンにした。おやつとして食べられるほか、カップヌードルにトッピングして楽しめる商品だ。9月18日にセブン&アイグループのEC(電子商取引)サイト「オムニ7」で5000セット限定で販売を開始したが、即日完売した。

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