秋田県はポケストップが少ないそうですが、どうやってプレーしているのですか。

女性:「大変ですよ。市の中心地はまだいいですが、自宅のある住宅地まで戻るとポケストップは皆無。唯一、国道沿いのマクドナルドの駐車場だけは会社帰りにポケモンGOで遊ぶクルマで埋まっています」

 都会だとスマホ片手に街を歩き回る人々の姿が目立つが、秋田市内ではどんなに歩き回ってもポケストップは少ない。スポンサー企業になったマクドナルドの店舗だけは数少ないポケストップに登録されているため、プレーヤーが殺到している状況なのだという。

出てくるポケモン、都会と変わらず

女性:「今回の取り組みで県外から観光客がやってくるか? 難しいでしょうね。ルアーモジュールを使っても、レアポケモンが出てくるわけではないですから。都会でもつかまえられるポッポやコラッタのために、わざわざ秋田まで来るひとはいないでしょう」

 この回答には、ポケモンGOを観光振興に活用するうえでのもうひとつの課題が示されている。

 ポッポやコラッタは希少価値の低いポケモンだ。ルアーモジュールでポケモンを出やすくするという秋田県の手法は、大阪市旭区の千林商店街や神奈川県湯河原町の「The Ryokan Tokyo YUGAWARA」も取り入れている。だが出現するポケモンが自分の街と同じなら、交通費をかけて出かける意味はない。

秋田県は祭り期間中、位置情報ゲームの活用をめぐるアンケート調査を実施した

 裏付けるデータもある。秋田県は今回、ルアーモジュールの使用と同時に位置情報ゲームについてアンケートを実施した。回答者は4日間で341人にのぼったが、県外から訪れた回答者は43人にとどまった。