1947年に日本国憲法が制定されて70周年を迎えた今年、安倍晋三首相は2020年までに憲法を改正する方針を打ち出した。
対象は第9条(戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認)にとどまらない。
高等教育の無償化など産業界にも広く影響する課題はいくつもある。
自民党は東京都議選で歴史的な敗北を喫したが、安倍首相は宿願でもある憲法改正に執念を燃やす。
政財界の識者に「私の憲法改正論」を聞いた。