本当の失敗はあきらめてやめた時

宮本氏:新規事業をやる時に、ブルーオーシャンを探すべきと言われますが、それはそれで難しい。

兼元氏:「何かにイライラしていて、どうにかして解決したい」というのが起業家ですよね。本当にやりたいことが、レッドオーシャンにある場合もあるでしょう。それでも挑戦して、失敗してもそれを失敗と思うのではなくて、「トライ」と思うことが重要なんです。「失敗への鈍感力」ですよ。本当の失敗は、諦めてやめたときだと思います。人生をかける題材を選ぶのは、自分の原体験しかありません。

庄司:最後に、起業したいと考えている人へのメッセージを。

兼元氏:あなたが諦めると、誰かがやるんです。苦しくても、その苦しみを楽しめることをやるといいと思います。ゴールドラッシュでは皆が鉱脈を探して、諦めて帰った後に、道具屋が少しだけ掘ったら出てきたって言いますよね。諦めずに掘り続けるしか、起業を成功させる道はないと思います。

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