1990年代のインターネットの普及とともに始まったデジタル技術進化の波は、今やネットの中からあふれ出して現実のビジネスにも大きな影響を及ぼすようになった。「GAFA」をはじめとする米国の巨大テクノロジー企業群がメディア、小売り、携帯、アパレル、自動車などあらゆる産業にインパクトを与え、世界中の名だたる伝統的大企業がデジタル変革を迫られている。デジタル変革の波にどのように立ち向かうべきなのだろうか。グロービスのデジタル変革支援チーム「テクノベートラボ」のメンバーが、社外のスタートアップ企業を支援し、共同で新規事業を生み出す「アクセラレーター」と呼ばれる手法を通じたデジタル新規事業の立ち上げ方を、とある架空の文具・事務用品メーカー「サプライズ社」の悪戦苦闘のストーリーに絡めてご紹介する。