あかの他人を自宅に泊めたり、知らない人の家に泊まったりする。日本でも6月に住宅宿泊事業法が成立し、民泊が今後さらに普及するだろう。世界に目を向ければ民泊の代表的なサービス「Airbnb」(エアビーアンドビー)は、創業9年であっというまに推定会社評価額3兆円を超える企業にのし上がった。なぜエアビーアンドビーはこれほど成功しているのだろうか? エアビーアンドビーのこれまでを追った『Airbnb Story』の一部を抜粋し、"ありえない"アイデアを世界のヒットサービスに育てた経緯やトラブルとの向き合い方などを紹介しよう。
シリーズ
『Airbnb Story』essential

完結
3回
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エアビーCEOに学ぶ「学習時間の早送り法」
エアビーアンドビーのCEO、ブライアン・チェスキーは今や世界的な経営者となった。しかし彼は、創業するまでビジネスの経験がほとんどなく、美大出身のデザイナーだった。創業前は失業状態にあったチェスキー流の学習法とは?
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危機のときは意見を聞いても無視をしろ
2011年6月、「EJ」と名乗る女性がブログでエアビーアンドビーでのトラブルを記し、世界的なニュースとなって大炎上した。そして、それを招いたのは、創業者たちの不慣れな対応だった。彼らはそこから何を学び、どう立ち直ったのか…
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ラーメンが食べられる利益を目指せ!
知らない人を自宅に泊めたり、知らない人の家に泊まったりする「民泊」。その“すごいサービス”を作った「Airbnb」(エアビーアンドビー)は、創業9年で推定企業評価額が3兆円を超えた。創業者がその「作り方」を明かす。
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