シリーズ
先にしくじる―プレモータム・シンキング

完結
13回
-
ポジティブ・シンキングが成功をぶち壊す?
あらゆるプロジェクトで、メンバーの士気を高めるポジティブ・シンキングは必要だ。だが実際のところ、ポジティブ・シンキングは行きすぎると落とし穴にはまる可能性がある。では楽観的になりすぎず、前向きにプロジェクトを進めるにはど…
-
盛り上がるチームほど誤算が続くのはなぜ?
チームで進めるプロジェクト。メンバーは盛り上がって熱狂しているのに、なぜか途中から誤算続き……。それは一人ひとりの「甘い見通し」と「狸の皮算用」が幾重にも折り重なった「計画の錯誤」の罠にはまっている可能性があります。どう…
-
石橋を叩いてぶち壊す部下、どう指導するのか
仕事の質にこだわるあまり、締め切りまでに資料を作成できない――。完璧な情報や環境が整わない限り前に進めない慎重派…言い換えれば石橋を叩いてぶち壊すタイプの部下は、どこにでもいる。どのように導けば、治るのだろうか。
-
ごり押しパワハラ上司に聞く耳を持たせるには
「オレの言う通りにすれば間違いないんだ」「反論なんてもってのほかだろう」。大きな声でごり押しするパワハラ上司が、あなたの周りにもいるのではないだろうか。下では働きたくないものだが、一緒になったら仕方がない。彼らに「聞く耳…
-
肝心の勝負どころで負けるのには理由があった!
「俺たちのやり方なら必ず勝てる」。なぜか根拠のない自信を抱いて仕事を進めて、肝心のところでライバルに負ける。それはあなたが「自己中心性バイアス」の罠にはまっているからだ。プレモータム・シンキングを使って罠から抜け出す方法…
-
あなたは「くだらない執着」で失敗している
「ここまで投資したから、引くに引けない」。そんな執着によって、本来ならば撤退すべき事業から抜け出せずにいる人も多いのではないだろうか。そんなあなたは「コンコルド効果」の罠にはまっている。くだらない執着を捨てるには、何が必…
-
無茶な期待が上司・部下の関係をこじらせている
「上司なら忙しく働く部下の仕事ぶりを理解すべき」「部下だったら逐一上司に報告すべき」――。こんな勝手な思い込みで、上司や部下との関係をこじらせたことはありませんか。そんな時も「プレモータム・シンキング」が役に立ちます。
-
「決められない」優柔不断が一発で治る?
早く決断をしなければならないのに、どちらがいいか迷い続けて判断できない――。結果、大失敗した経験のある人も多いのではないだろうか。プレモータム・シンキングを活用すれば、仕事上で重要な決断も、すぐに下せるようになる。
-
「未来の壮絶な失敗」を成功に変えるワザ
失敗を避けるには、人間が陥りやすいバイアスの罠から逃れる必要がある。象徴的な罠が「現在バイアスの罠」。これを避けるのに、プレモータム・シンキングの手法は最適だ。未来の失敗を具体的にイメージし、原因が分かれば、それを潰せば…
-
「未来の壮絶な失敗」リアルに想像できますか?
失敗を繰り返すことを避けるには、人間が陥りやすいバイアスの罠から逃れる必要があ る。象徴的な罠が「現在バイアスの罠」。これを避けるのに、プレモータム・シンキング の手法は最適だ。まずは自分の未来の失敗を具体的にイメージす…
-
「成功できない人」が陥る7つの罠
失敗したくないと強く思うのに、いつも失敗を繰り返す。そんなビジネスパーソンも多いはずだ。それはなぜかというと、人間が生来持つバイアスの罠にはまっているからだ。なぜ失敗は減らないのか、説明しよう。
-
日大アメフト部「損失回避バイアス」で炎上?
日本大学アメフト部の一連の問題で、大バッシングを受けた内田正人前監督と、井上奨前コーチ。彼らが仮に「プレモータム・シンキング」を知っていれば、こうした事態は避けられたかもしれない。具体的にどんな手があったのか。
-
極限状態のプロが使う“失敗ゼロ”の仕事術
「働き方改革」が叫ばれる中、今、最も問われているのは一人ひとりの生産性向上である。なぜ生産性が落ちるのか。それは小さな“失敗”を繰り返し手戻りが増えるからだ。生産性向上に欠かせないのは、“失敗ゼロ”の「プレモータム・シン…
おすすめのシリーズ
-
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
-
徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
-
クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
-
不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
-
菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
-
1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
-
10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
-
河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
-
ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
-
大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
-
グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
-
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
-
ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
-
テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
-
70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回