社歴10年未満が3分の1を占める
社歴は中央値でみた場合、17.5年で、10年未満の若い会社が3分の1を占める。ネット系の新しい芸能事務所が増える一方、近代的な芸能産業のルーツともいえる創業100年を超える企業もあり、業界には老舗と新興企業が共存するバラエティさがある。

山本准教授は今回の調査結果について、「芸能事務所が提供している財・サービスはタレントの才能。タレントの才能を複製することは難しいうえ、“誰が売れるのか”は不確実性が強い。このため、“少量多品種”的な傾向がある点が独特。日本の場合、タレントが活躍するエリアがほぼ国内に限られていることも影響しているだろう」と話している。
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