同族企業は日本の会社の大半を占めるにもかかわらず、その実態は意外なほど知られていない。最新の研究成果と経営者や後継者の生の声から、知られていない同族経営の真実の姿を明らかにする。
シリーズ
同族経営、その科学と本音

完結
4回
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日本の同族経営になぜ今、世界は注目するのか
日本の同族経営はどんな特徴があるのか。またどんな課題があるのか。最前線の研究者2人に語ってもらった。
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星野佳路氏、東大「同族経営」セミナーで語る
東京大学はこのほど柳川範之教授をプログラムアドバイザーに「同族経営」セミナーを開催。登壇した星野リゾートの星野佳路代表は「ファミリービジネスは調べれば調べるほどほかの企業と違う」との立場から課題やあり方について語った。
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同族と非同族、どちらへの投資収益率が高い?
同族企業はともすれば不祥事や親族対立など負の部分に目を奪われがちだ、しかし、市場関係者は冷静な視点でファミリーによるビジネスを見つめている。
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こんなに違う! 同族企業の行動原理が明らかに
同族企業はそれ以外の企業と人、モノ、カネに対する戦略がこんなに違う――。最新の研究でほとんど知られていないその特有の行動原理の一端が明らかになりつつある。大きな危機に直面したとき戦略の違いが見えてくる。
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全8回