重箱の隅をつつくアイツを排除する方法

 2つの生の声をピックアップしてみよう。

「重箱の隅をつつく人、べき論の人をけん制する方法を知りたいです」
「発言したら批判だけして帰っていく参加者。呼ぶべきではないでしょうか」

 うーん、分かる、分かる。いる、いる。

 本質でない、どうでもいいことを指摘する人。
 批判だけで、場の空気を汚すだけ汚して、何も生まない人。

 この状況で一つ言えるのは、議長の意図した方向性に会議が進んでいないことだ。

 議長は、会議という場を借りて、本質的な「幹」となる問題を解決したかったのだろう。もしくは建設的な意見を募って、問題解決の「引き出し」を広げたかったのに違いない。

 それなのに、である。そんな期待とは逆の発言に、意図したゴールが阻まれたというのが、現状なのだろう。

 実は解決策はシンプルだ。

 そんな輩は、会議に呼ばなくてよい。議長にとっても、参加者にとっても、妨害者本人にとっても、時間のムダだ。

 「いや、呼ばないって。角が立ちますよ」なんて声が聞こえそうだが、ちゃんと処方箋がある。

 事前に呼ばないということを、「口頭」で伝えておけばいい。その時、「些細な」と「後で」の2キーワードを伝えておくと、まず大丈夫だ。

  こんな風に10秒で済む。

 「些細な件なので、我々だけで会議しておくので、後で議事録共有しますね」

 人間、嫌なのは重要な案件から外され、報告がないことだ。「些細な件」と「重要案件」は逆である。「後で報告」と「報告がない」も雲泥の差だ。

 要は仲間外れではないということを知らせておけば、あっという間に妨害者を排除できる。妨害者本人も苦虫をかみ潰して会議に参加しなくていいし、議長としても進行しやすく、一石二鳥だ。

 注意したいのが、この10秒ケアは、必ず口頭で行うこと。

 理由は簡単。メールより口頭の方が、仲間外れ感が少なく伝わるからだ。

 逆に事後報告などは、口頭ではなくメールで残しておきたい。証拠が残る。議事録回付する際は、「追加質問はいつでもどうぞ」くらいを書き添えておけば良い。これは5秒で済む。

 事前の10秒、事後の5秒。合わせて15秒のコミュニケーションさえあれば、憎いあんちくしょうを会議で排除できる。

 議長は時間がないのだ。さあ、急いで15秒ケアを試してほしい。

 ほかにはどんな意見が出てきたのだろうか?

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