富士の麓の「体育館」に工作機械がずらり

画像左が「カムシャフト」。エンジンは空気と燃料を混ぜて点火し、その爆発力を回転力に変えて車輪を動かす。爆発に必要な空気を吸いこんだり、燃やした後のガスを吐き出したりするためにいくつものバルブがあり、そのバルブが動くタイミングをカムシャフトが決める。カムシャフトの楕円形の「カム」の部分が、バルブと繋がっているロッカーアームと触れることでバルブが開閉する。カムシャフトはアクセルを踏んでいない状態でも1秒間に10回転(4サイクルエンジン、アイドリングが1200回転/分として)していて、アクセルを踏み込めば猛烈な勢いでロッカーアームと擦れ合う。スムーズに動作するようにカムの表面はぴかぴかに磨き込まれている。画像右はエンジンで、点線で囲んだ部分が「シリンダーヘッド」。矢印の箇所にカムシャフトが2本組み付けられている。カムシャフトなどの高速で動く部品を支えるための精度、高熱に耐えるための冷却水の通り道などの加工が必要だ。ちなみに燃料と空気の爆発は、シリンダーヘッドの下の、「シリンダーブロック」の開口部に見える、ピストンの上部で行われる。これは解説用のサンプルで、実際には開いていない。(画像:Oleksandr Grechin(左)・yuyangc(右)/Shutterstock.com この画像はタマチ工業、トヨタ自動車のものではありません)
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