シリーズ
解析ロシア

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プーチンがトランプに対抗意識むき出しの理由
米大統領選への介入疑惑に端を発した米ロの対立が、泥沼の様相を呈し始めた。米側は介入が疑われるロシア企業や個人を起訴したり、プーチン大統領の側近リストを公表したりして圧力を強化。対するロシアも軍事面で米国への対抗姿勢をむ…
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ロシアとサウジの奇妙な接近
ロシアとサウジアラビアの接近ぶりが目立っている。ロシアは中東ではもともとイランに近く、シリア紛争でもアサド政権の後ろ盾となっている。そんなロシアはサウジアラビアの「敵対国」となるはずなのに、関係が良くなっているのはなぜか…
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プーチン政権にくすぶるドーピング疑惑
韓国・平昌冬季五輪が開幕し、2月25日の閉会式まで世界のアスリートによる熱戦が繰り広げられる。南北の開会式同時入場や合同チームの結成など韓国と北朝鮮の関係に関心が集まるが、国際的にもうひとつ注目を集めそうなのが個人参加と…
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米ロ対立の深刻化で「核軍縮合意」も風前の灯に
米ロ関係はトランプ米政権発足後も一向に改善の兆しがみえない。米大統領選へのロシアの介入疑惑の影響がやはり大きいが、ここにきて一段と関係を冷え込ませかねない懸案が持ち上がっている。核戦略を中心にした安全保障問題をめぐるあつ…
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ロシアが北朝鮮情勢を注視する真の理由
「ロシアは北朝鮮を核保有国とは決して認めない」。プーチン大統領は北朝鮮の核問題の対話による解決を主張しつつも、圧力を強めて核放棄を促そうとする国際社会と協調する姿勢は崩していない。ロシアが北朝鮮情勢を注視する真の理由は…
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話題づくりに腐心するプーチン再選戦略
プーチン大統領が来年3月の大統領選への出馬を表明した。国内の支持率は8割を超え、有力な対抗馬もいない。再選は確実だが、手をこまぬいていれば国民の選挙への関心が低下しかねず、政権も話題づくりに腐心しているようだ。
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プーチン政権の“恥部”映す元側近の泥仕合
ロシアのプーチン政権で対日経済協力の窓口も務めていたアレクセイ・ウリュカエフ経済発展相(当時)が収賄容疑で逮捕されてから1年。裁判所では依然、収賄の有無をめぐる泥仕合が続き、図らずも政権の恥部をさらけ出した。
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米国にはしご外されたプーチン大統領の怒り
ベトナム中部のダナンで11月10、11の両日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議があった。事前にはトランプ大統領とプーチン大統領が米ロ首脳会談を開くとの観測が広がっていたが、結局は実現しなかった。
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プーチン氏の「恩師の娘」が大統領選に?
来年3月のロシア大統領選に「新顔」が出馬する見通しとなった。女性テレビ司会者として知られるクセーニヤ・サプチャク氏(36)だ。プーチン大統領の恩師である故アナトリー・サプチャク元サンクトペテルブルク市長の娘でもある。
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ロシア皇帝の恋愛映画が社会を分断?
純愛を描いた芸術作品か、皇帝や宗教を冒瀆(ぼうとく)する愚作か――。ロシア最後の皇帝ニコライ2世とバレリーナの恋愛を描いた劇映画が大きな社会論争を引き起こし、大統領選を控えたプーチン政権も対応に苦慮している。
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プーチン大統領が披露した「北朝鮮の核の実態」
プーチン大統領が北朝鮮の核問題で、世界を驚かす発言をした。北朝鮮が2000年の段階で、すでに「核保有」を認めていたというのだ。もはや対話による解決策しか道はないと大統領は説くが、今になって昔話を明かした真意は何か。
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スパイの実態も暴露!米ロが外交官追放合戦
米ロ関係が一段と冷え込んでいる。米政府が大統領選への干渉を理由に対ロ追加制裁を発動したのに対し、ロシアは米国人外交官の大量退去を要求。これに対抗して今度は米側が領事館閉鎖を求めるなど、外交官の事実上の追放合戦に発展した。
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プーチン政権、ロシア芸術をついに弾圧か
ロシアの知識層の間で今、大きな関心を集めている話題がある。世界的にも名を知られた演出家の突然の逮捕劇だ。前衛的な作品を得意とし、社会風刺や政権批判もいとわない芸術家だけに、政権による弾圧との見方が出ている。
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北朝鮮にミサイル技術流したのは誰だ
2014年のクリミア半島の併合問題をきっかけに反目が続くロシアとウクライナ。その両国の対立を一段と深めかねない火種がまた浮上した。どちらかが北朝鮮にミサイルのエンジンやその技術を流出させたのではないかという疑惑だ。
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プーチン政権はトランプ氏を見限ったか?
米国で議会が主導したロシアに対する制裁強化法が成立した。サイバー攻撃を含めた昨年の米大統領選へのロシアの干渉疑惑が大きく影響した。トランプ政権発足後も米ロ関係は悪化するばかり。ロシアもさすがに黙っていない。
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汚職疑惑で黄昏?のメドベージェフ首相
ロシアのプーチン大統領が9月の統一地方選を控え、地方遊説を精力的に進めている。半面、その地方選で本来は、政権側の有力政治家として活躍すべき人物の存在感の薄さが話題になっている。メドベージェフ首相だ。
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プーチン大統領が天然ガスで日中を天秤に
中国の習近平国家主席が7月3~4日、ロシアを公式訪問した。米韓合同軍事演習の凍結を求めるなど、北朝鮮の核問題で中ロが共闘して米国に対抗する姿勢が話題となったが、中ロ間の天然ガス供給でも注目すべき合意があった。
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「コミー氏のロシア亡命を受け入れてもいい」
米国でロシアゲートを巡るトランプ政権への攻撃が過熱している。昨年の米大統領選へのロシアの介入疑惑とともに、同政権とロシアの不透明な関係が取り沙汰されるが、“悪者”扱いされた当のプーチン政権の反応はどうなのか。
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プーチン再選に死角? アパート解体に猛反発
ロシアは来年3月に大統領選を控える。プーチン大統領は依然、自らの去就を明らかにしていないが、国内では出馬し再選されるとの見方が支配的だ。政権も再選戦略を着々と練っているようだが、ここにきて思わぬ死角が出てきた。
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暴走する北朝鮮にロシアが接近する3つの理由
北朝鮮が核・ミサイルの挑発を繰り返し、朝鮮半島の緊張が高まっている。米国は軍事的な圧力を強め、国際社会も制裁強化で結束しつつある中、ロシアのプーチン政権は逆に、北朝鮮への融和姿勢を強めつつある。なぜか。