現在、密かな「旅ブーム」となっている。旅に関する著書やテレビ番組等々、最近では「個人旅行」という旅のスタイルが目立つようになってきた。忙しい日常を抜け出し「リセットする」、「自分を見つめ直す」、「親交を深める」、「興味のある土地に行ってみたい」等々、様々な理由が挙げられる。またその中で「ひとり旅」もにわかに注目を集まっている。「おひとりさま」という言葉が定着している現在、「ひとりの時間」を有意義に過ごすための手段として「旅」を選択する人が多くなってきた。では「旅先」にはどこを連想するか?「最果ての地」もその1つだろう。海外旅行が一般的になっている中、本コラムでは国内の「最果ての地」に注目してみる。日本の「最果ての地」は、果たしてどのような場所なのか?
シリーズ
日本の最果ての楽しみ方

完結
4回
-
日本最南端「波照間島」でゆったりを味わう
一般人が気軽に訪れる事の出来る最南端となると、沖縄県の八重山列島に属する日本最南端の有人島、波照間島の「高那崎」になる。今回はこの「波照間島 高那崎」へ、3月上旬に訪れてみたので、その様子を紹介したい。
-
日本最西端「与那国島・西崎」で夏を楽しむ
日本の最西端は、沖縄県の八重山列島の西端に位置する。その場所とは、沖縄県にある与那国島で、島の西端にある「西崎」が日本の最西端となる。今回はこの「西崎」へ、夏到来直前の4月に訪れてみたので、紹介したい。
-
日本最東端「納沙布岬」で時間を忘れる
一般人が気軽に訪れる事のできる最東端となると、北海道根室市にある「納沙布岬」が最東端となる。こちらはご存じの方も多いであろう。今回はこの「納沙布岬」へ、冬さなかの1月下旬に訪れてみたので、その様子を紹介したい。
-
日本最北端「冬の宗谷岬」を1泊2日で訪ねる
日本の「最果ての地」は、果たしてどのような場所なのか? 本コラムではそんな「日本の最果ての地」を紹介する。第1回目は定番、日本最北端の地「宗谷岬」をお届けする。
おすすめのシリーズ
-
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
-
徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
-
クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
-
不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
-
菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
-
1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
-
10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
-
河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
-
ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
-
大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
-
グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
-
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
-
ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
-
テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
-
70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回