加えて、人の目には見えない約20μmの微細なハウスダストまで検知する「ハウスダスト発見センサー」を搭載し、ゴミの量に合わせて賢くパワーを制御するほか、吸引口のメインブラシをキャニスター型掃除機にも採用している「V字型ブラシ」を搭載し、確実にごみを掻き集めることが可能となっている。さらにマイナスイオンプレートを搭載しており、静電気を抑えながらフローリング上の微細なホコリやペットの毛までしっかりキャッチしてくれるのだ。

「カメラセンサー」によるSLAM技術で間取りを学習し、効率よく掃除
「カメラセンサー」によるSLAM技術で間取りを学習し、効率よく掃除
SLAM技術で自己位置の認識とフロア全体の地図作成を同時に行いながら、まずは壁に沿って進む「ラウンド走行」を行い、その後「ルート走行」に移行。まさに目で見て掃除しているかのような、効率的な走行パターンを実現している。
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 よく見える「目」と、無駄なく掃除を進める賢い「頭脳」を持ち、さらに確実にゴミをキャッチアップできる「腕」まで備えているのだから、なるほど確かに、これは掃除を安心して任せることができることだろう。

 なお、パナソニックは「RULO」をはじめとする次世代ロボティクス家電のさらなる進化、およびその製品化を加速させるべく、最先端ロボット技術やAIを保有する学校法人千葉工業大学と連携。共同で設立した「パナソニック・千葉工業大学産学連携センター」を拠点に、より高度かつ細やかに「家事代行」を行う製品の開発に取り組んでいる。

専用アプリで「RULO」の仕事ぶりをチェック

 ロボットに掃除を任せるというのは、これまでになかった新しい体験。できることなら毎回その仕事ぶりをチェックしたいところだが、まさか掃除の度に、「RULO」の後ろをついて回るわけにもいかない。それを実現したのがスマホ専用アプリ「RULOナビ」。

 外出先からの遠隔操作や掃除の予約設定などが行えるのはもちろん、SLAM技術と「ハウスダスト発見センサー」を用いてゴミが多かった場所を記録する「ゴミマップ」を備えているので、部屋のどこで、どのくらいの量のゴミを取り除いたかが一目でわかり、安心感も強い。また、この「ゴミマップ」に基づきゴミが溜まりやすい場所だけを掃除する「お手軽」モードや、「ゴミマップ」上で指定したエリアを念入りに掃除する「徹底掃除」モードに切り替えることも可能。例えば来客前に素早く掃除したい時や、念入りに掃除したい時など、その時々のシチュエーションに応じて使い分けることができる。

 このほか、気流でゴミを圧縮することで0.25Lのダストボックスに約5倍※4の量のゴミを集塵できると共に、メインブラシも含め水洗いが可能となっている。家を空けることが多い共働き世帯からすると、ダストボックスのメンテナンス不備で掃除失敗を防げるうれしい視点である。

便利に掃除できるスマホ用アプリ「RULO」ナビ
便利に掃除できるスマホ用アプリ「RULO」ナビ
「MC-RS800」はWi-Fi機能を搭載しており、スマホ専用アプリ「RULOナビ」(Android/iOS対応)を使うことで、外出先からの遠隔操作や掃除結果の記録・確認、掃除の予約設定などが行える。
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 「人間に代わる」ツールとして信頼に足りる、時に人間以上の仕事ぶりを発揮してくれるパナソニックのロボット掃除機「MC-RS800」。本機に掃除を任せることで、ライフ・ワーク・バランスや生活の質さえも改善でき、労働生産性の向上も見込めるのではないだろうか。

  • ※1 環境や障害物の色・素材により検知しない場合があります。
  • ※2 SLAM(スラム)技術…Simultaneous Localization and Mapping (自己位置推定と地図作成を同時に行う技術)
  • ※3 パナソニック調べ。14畳の畳の部屋(障害物なし)での走行時間において。パナソニック従来品MC-RS200(約50分)と新製品MC-RS800(約25分)との比較。ゴミの量や障害物の設置状況により掃除時間が異なる場合があります。
  • ※4 パナソニック試験ゴミによる、圧縮前後の試験ゴミの体積を比較。パナソニック試験ゴミによるものであり、ゴミの種類や量などによって異なります。
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