北海道工場と並んで外国人観光客が多いのが博多工場(福岡市)。昨年、年間で約16万2000人が見学に訪れた。うち半分強を外国人が占め、その大半が韓国人だ。スーパードライは、韓国では昨年まで6年連続で輸入ビールのシェアトップ。知名度が高く地理的にも近いことから、韓国からの見学客が多いようだ。

 博多工場では韓国語で案内するなど受け入れ態勢が整っているが、北海道工場では現状、英語のみの対応となっている。東南アジア各国から来ている見学客をさらに増やし、スーパードライの新たなファンとして取り込むには、他の言語への対応も急ぐべきだろう。

 業務用、家庭用、そして工場見学者へのアプローチ方法。いずれを見ても、創意工夫の余地はまだ大きいはずだ。前例にとらわれず、スーパードライ発売時にあった冒険心や貪欲さを再び前面に出すことがいま求められている。