ピクニックに小型飛行機を持っていく

DJI Mavic Pro
DJI Mavic Pro
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「DJI Mavic Pro」については日本でもかなり注目を集めたので、ご存じの方もいるかもしれません。この製品を知らなくてもドローンを知ってる人は多いでしょう。DJIはドローン製品を開発している企業の中で最も有名な企業であり、DJI Mavic ProはそのDJIが2016年年末に発表、発売を開始した最新型のコンシューマ向けドローン製品です。

 僕自身、ドローンに対しては、2010年にParrot社が「AR.Drone」というiPhoneで操縦できるドローンを発売したときに飛びついて購入したのですが、その時はあまりドローンの魅力を理解できませんでした。ですが、2016年にDJIの「Phantom 4」というドローン製品で改めてドローンの魅力に目覚めました。なぜ目覚めたかというと、ドローンで撮れる空撮映像のクオリティーでした。

 Phantom 4で撮れる4K映像の美しさは、飛ばしているときも、後でその映像を見直しているときも、あたかも自分が「空を飛べるようになったのでは?」と思えるくらい気持ちよい美しい映像が撮れ、色々なところにドローンを持ち込んで空撮したくなります。一方、Phantom 4はコンシューマ用ドローンという位置付けですが、それなりに筐体が大きく、気軽に持ち運んで飛ばすというのはなかなか難しいのが欠点です。

 ですが、Mavic Proは変形して折りたためるという画期的な仕組みにより500mlのペットボトルサイズに収められます。またDJIの培ってきたドローン制御技術により、かなり安定した操縦を実現してます。

 これならバックパックに忍ばせておいてちょっと飛ばしたいときに取り出して空撮するというスタイルが現実的になると思って購入に至りました。

 日本ではドローンというと、どうしてもネガティブな印象が強く、また規制が厳しいので興味を持つ以前に諦めてしまっている人も多いと思います。ですが、最近は情報も充実し、DJIもフライト飛行可能マップなどを公開しています。探してみれば意外と飛ばせる場所が見つけられると思います。

 ドローンを飛ばすために家族でピクニックに出かけたり、きれいな景色を撮りたくて外に出るきっかけになったりと、ドローンはリアル社会の絆やコミュニケーションを高めるためのツールとして魅力的だと思います。

  今年はこういったドローンの持つよい側面での魅力に改めてみんなが気づき始め、楽しいドローンがたくさん登場する年になるんじゃないかと期待しています。

 ただし、いくら自動運転技術が進化しているとはいえ、ドローン操縦は車の運転と同じです。事前に必要な知識を学んで操縦の練習をすることは非常に大切です。みんなが責任を持ったドローンの操縦をすることが結果よりドローンを楽しめる社会を作り出せるということを心にとどめておいてください。

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