軽量・コンパクト設計を徹底するパナソニック

パナソニック サイクルテック「Jコンセプト」(11万円)
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 軽量・コンパクト設計を徹底しているのが、パナソニック サイクルテックだ。

 重さは加速時や慣性の力が強く働いている巡行時にはそれほど感じなくても、停車時や押し歩きをしているときには大きな負担となる。特に二段式の駐輪機を設置する駐輪場を利用するときなどには車体が軽いことが大きなメリットだ。

 「2017年に発売した『Jコンセプト』は、50代、60代のユーザーを想定して作った。弊社のアンケート調査で電動アシスト自転車を購入する際に車体の軽さを重視するユーザーが非常に多かったため、Jコンセプトは18.2kgまで軽量化。これまでのシニア向けモデル『ビビ・LS』より約3.4kg軽くなった」(同社の長谷川由佳氏)

 軽量化を可能にしたのがコンパクトな車体設計と、機能を必要最小限に絞ったシンプルさだ。リアキャリア(荷台)を装備せず、スタンドは片足タイプを採用。変速ギアもないという徹底ぶりだ。ただしバッテリーは12Ahとビビ・LSと同容量を確保し、アシスト力が最も強いパワーモードでも約50kmの走行ができるという。

全長1570×全幅590mm、タイヤサイズは20インチ。変速機は付いていない。車体重量は18.2kg
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 「走行中はあまりギアチェンジをしないというユーザーの意見が多く、特に高齢者はあまりスピードを出さない傾向があるため、変速ギアがなくても不足を感じないと判断した」(長谷川氏)。また、Jコンセプトはこぎ出し時にアシストが緩やかに効く“ふんわりスタート”を採用(パワーモード、オートモード選択時)。電動アシスト自転車に不慣れな人でも扱いやすいだろう。

アシストドライブは3モードアシスト(パワー・オート・ロング)。バッテリー容量は12.0Ahで、充電1回あたりの走行距離はパワーモード使用時で約50km、オートモードで約61km、ロングモードで約91km。充電時間は約4時間30分
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