パートナーとの関係も良好に?腕枕にも最適な穴あき枕

 名古屋市で90年にわたって染色加工業を営むマルジューが発売したユニークな多機能枕「WHOLLY PILLOW」。一見普通の長方形の枕だが、中が空洞になった2層構造になっており、空洞部分にスマホや本、メガネケースなど、ベッドまわりで必要な物を収納できる。

 「枕元に携帯を置いて寝ると、寝起きにすぐに探せないことから、物が収納できる枕を思いついた」とは、WHOLLY PILLOWを開発したファブリックプラスの増田和久社長だ。2層構造にしたことにより、さまざまな使い方も生まれたという。

 そのひとつが腕枕。時間がたつと腕がしびれて、せっかくのリラックスタイムが台無しになることもあるが、空洞部分に腕を入れて相手の頭を枕に乗せれば、腕もしびれることなく、腕枕をされるほうも快適な寝心地だ。

 子供(6歳)に腕枕をしてみたところ、中綿がしっかり入っているので頭の重みを感じづらく、そのまま寝ても腕の負担にならなかった。また、柔らかさと硬さのバランスがちょうどよく、頭や首を優しくサポートしてくれる。サイズも大きめでぜいたく感があり、子供がすっかり気に入ってしまった。

「WHOLLY PILLOW」(9800円)。両側から腕を入れればうつぶせ寝用の枕にもなる。専用の枕カバーを外してひも状にして空洞に通せば、防災頭巾としても使用できる。オーガニックコットン100%の枕カバー付き。クラウドファンディングサイト「Makuake」で販売中。縦50×横70×厚さ約18cm
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しっかりとした硬さのある中綿を使用しているため、腕もしびれにくい。また、物がずれないようにつけられた下の層のくぼみが頭もしっかりサポートするのに役立っている
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 枕も個性を重んじる時代になっているようだ。自分の悩みやシチュエーションに合わせた枕を選んで、良質な睡眠時間を確保しよう。

(文/小口梨乃)

日経トレンディネット 2017年11月27日付の記事を転載]