HDMIとThunderbolt、どちらが主流になるのか

 これからHDMIとThunderboltのどちらが主流になっていくのだろうか?

 「おそらく用途によって変わってくると思います。テレビへの接続はHDMIが主になっていますので、コンシューマー向けのパソコンではHDMIが定番になるでしょう。その中でもモバイルノートは端子を小さく、少なくしたいので、コンパクトで充電、データ転送などもできるThunderboltが定番になる可能性があります。また、法人向けパソコンでは最大8Kの解像度を出力できるDisplayPortがまだまだ使われそうです」と家永さんは言う。

 ただ、モバイルノートは用途によってプロジェクターにもつなぐ必要があり、プロジェクターではHDMIが主流になっている。Thunderboltしか搭載しないモバイルノートを購入した場合、家や会社で普通に使う分には困らないだろうが、プロジェクターに接続したいときはアダプターが必要ということになりそうだ。どちらかを選ぶなら、僕はHDMIがついているパソコンを選ぶが、その選択は正しいのだろうか。

 「HDMIがこれだけ普及しているので、HDMIがThunderboltに駆逐されるとは当面考えにくいですね。しかし、5K、8Kへの出力になってくるとThunderboltでしょう。HDMIは帯域の限界が来ています。Thunderbolt搭載のモバイルノートを選んでも、アダプターを使えば特に困ることはないと思います」(家永さん)

最近のパソコンの多くが採用しているHDMI
[画像のクリックで拡大表示]
アップルが推進するのはThunderbolt(USB-C)
[画像のクリックで拡大表示]
SurfaceはMini DisplayPortを搭載している
[画像のクリックで拡大表示]