アマゾンジャパンは2016年11月15日、注文から1時間以内に商品を届けるAmazonプライム会員向けサービス「Prime Now」の対象区域を拡大した。新たに新宿、池袋を含む城北エリアを追加。東京23区全区で利用できるようになった。
Prime Nowは2015年11月にスタートしたサービスで、食料品や飲料を含め、最大6万5000点以上の商品を提供している。注文から1時間以内に商品を受け取る「1時間以内配送」と、24時間以内のうち、指定した2時間の範囲で商品を受け取る「2時間便」の2タイプがあり、1時間以内配送の配送料は890円(税込)。2時間便の配送料は無料となっている。
サービス開始当初は世田谷区・目黒区・大田区・品川区・渋谷区・港区・杉並区・新宿区が対象だったが、その後、神奈川県や大阪府、兵庫県、千葉県の一部エリアに拡大。今回、中野区、豊島区、北区、板橋区、練馬区が加わったことで、東京23区すべてで利用可能になった(一部エリア除く)。
今回のエリア拡大に合わせ、アマゾンジャパンでは稼動したばかりの「Prime Now」専用倉庫を公開した。普段は中に入れない場所。所在地も一般には明らかになっていない。これはチャンスと、潜入してきた。
「Prime Now」専用倉庫は意外とコンパクト
この日お披露目されたのは日本で5番目の専用倉庫。建物全体の印象としては、意外とコンパクトだ。1階には大きな冷蔵室と冷凍室、配送待ちの棚が、2階には大型の日用品、書籍などの収納スペースがある。まずは2階から見学。2階には図書館の書庫のような棚が並び、その棚には様々な商品がびっしりと詰め込まれていた。続いて、1階にある冷蔵室や冷凍室を見学した。
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