機能性食品で妊活もサポート
一方、男性の「妊活」をサポートする商品も登場している。50歳や60歳になっても精子そのものは作られるが、精子の数や運動率は35歳から年々低下していく(参考資料:Fertil Steril. 2013 Oct;100(4):952-8)。なかなか子どもができないのは「精子力」(受精させる能力)が低くなっているせいかもしれないともいわれている。
アンファー商品開発部の松田孝二氏は、過去のエビデンスから造精機能が改善されるという抗酸化成分を選んで男性妊活サプリを作ったという。含まれている成分はL-カルニチン、亜鉛、アスタキサンチン、コエンザイムQ10、ビタミンB12、C、Eだ。「男性不妊外来を受診した精子濃度が5000万/mL未満の30人を対象にした試験では、3カ月の摂取で精子濃度が上がった。医薬品の補中益気湯(ほちゅうえっきとう)に比べても遜色ない」(松田氏)という。
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