2016年9月16日、第2世代のApple Watch「Apple Watch Series 2」(以降:Apple Watch 2)が発売された。この記事では、初代Apple Watchを使い続けた筆者が、Apple Watch 2を即購入するまでに至った経緯や、2週間以上使い続けて感じた長所・欠点を率直にレビューする。
[画像のクリックで拡大表示]

「なにしろ動作が遅い」

 初代Apple Watchを購入したきっかけは、2014年に手に入れたiPhone 6 Plusのサイズにある。これまでのiPhoneシリーズと比較すると、iPhone 6 Plusは明らかに大きい。これまでiPhoneを入れてきた服のポケットに収まらないため、移動中はカバンの中に入れるようになった。

 しかし、これがよくなかった。電話の着信やメール受信が分からず、緊急性の高い連絡に気がつかないことが頻発したのだ。

 そんななか、Apple Watchが発表され、iPhoneの通知が表示されることを知った。これがあれば、iPhoneに着信した電話を取り逃すこともなくなるし、緊急性の高い連絡にも即座に対応できるようになるはずだ。そう思い、即座に購入を決断した。

 Apple Watchを使うようになり、たしかに電話やメールなどの緊急度の高い連絡を見逃すことはなくなった。しかし、使っているうちに不満も出てきた。なにしろ、動作が遅いのだ。

 受け取ったメールを削除しようとメールアプリを開いても、読み込み中のまましばらく待たされる。メールを削除した後は、メール一覧が表示されるまでに時間がかかる……という具合だ。

 アプリによっては、待たされたあげく、画面がスリープしてしまうこともある。こんなことが頻発すると、使うたびにストレスがたまる。そんなわけで、アプリを使っていろんなことができるはずのApple Watchが、いつのまにかiPhoneからの通知を受け取るだけの端末になってしまっていた。

初代Apple Watchではアプリを起動しようとすると、読み取り中のまま固まってしまうことがよくある。そのまま画面がスリープ状態になり、もう一度表示すると文字盤に戻ってしまうこともしばしば
[画像のクリックで拡大表示]