Uber元社員によるベンチャー企業が自転車をシェアする新しいサービスをリリースし、中国メディアや新しもの好きの中国人は高く評価しています。しかし自転車は庶民的な乗り物であるだけに様々なトラブルに遭遇しています。

Uberスタッフが作った自転車シェアサービス!

 健康志向が強まってきていること、小回りが利くなどの理由から、この4月に始まった自転車シェアサービス「摩拜単車」が話題となっている。中国では「自転車版Uber」とも呼ばれているが、それもそのはず、元中国Uberのスタッフが新たに立ち上げたサービスなのだ。サービスは現在、上海と北京で展開されており、摩拜単車専用の自転車駐輪場が市中心部に数多く設置されている。レンタルした自転車は任意の専用駐輪場に返せばOKで、料金は30分1元(約15円)と低価格。

 専用自転車のハンドルの中央部分にはQRコードがあり、スマートフォンをかざして専用アプリをダウンロードしたら、300元分をプリペイドで前払いする。アプリには近くの貸し出し可能な駐輪場と貸し出し可能台数を地図上に表示する機能もあり、そこから予約を入れることも可能だ。予約が済んだら先述のQRコードを読み込むとロックが解除される。最終的にどこかの専用自転車駐輪場に自転車を戻してロックをかけるまで、30分ごとに自動的に利用料を差し引かれる。

 近年、中国各地で公共の貸し自転車サービスが普及しはじめているが、それらとの違いとしては、スマートフォンから確実に予約できることと、地元の人々以外も利用できることなどが挙げられる。日本からの旅行客も、アプリさえ使いこなせれば利用できるわけだ。この未来を感じさせるサービスに、多くのメディアが注目し高く評価している。

自転車は同一デザインで統一。一見シンプルだが、SIMカードとGPSが内蔵されたハイテク自転車だ
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マップを利用して近所の駐輪場にある専用自転車を予約
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自転車上部のQRコードを読み取って利用開始
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走行距離などがアプリに記録され、健康管理にも役立つ
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