飛行機は「どこでもドア」

 ドラえもんジェットの機体前方に描かれているのは、タケコプターで飛ぶ巨大なドラえもんの姿だ。縦4.6m×横5.9mのデカールを貼り付けたもので、間近で見るとかなりの迫力だ。これまでのドラえもんジェットは機体後部にドラえもんと登場キャラクターたちが描かれていたが、今回は機体前方に巨大なドラえもんのみを配置したデザインになっている。

描かれているキャラクターは空を飛ぶドラえもんのみ
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すっきりとしたデザインで、飛行すればドラえもんが飛んでいるかのように見えそうだ
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 機体後部には東京スカイツリーやレインボーブリッジといった東京の観光名所が描かれていて、後部ドアはドラえもんのひみつ道具「どこでもドア」になっている。飛行機がどこでもドアになって、日本と中国を結ぶというわけだ。植木社長も「これまでいろんな特別塗装機を造ってきたが、その中でも一番の出来だと思っている」と自信を見せた。

機体後部には東京の町並みが描かれている
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ドアは「どこでもドア」になっている。ここをくぐって日本や中国に行こうというわけだ
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 登壇した藤子・F・不二雄プロの伊藤善章社長は「藤子・F・不二雄先生は飛行機が大好きだった。この飛行機を見たら『僕も乗りたい!』と言うに違いない」と語った。

お披露目会見にはドラえもんも登場。一緒に記念撮影する中国報道陣も多く、中国での人気の高さが実感できた
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 「JAL ドラえもんJET」の運航は2017年3月末までだが、利用者の反応を見てその後もドラえもんとのコラボレーションを展開する可能性もあるという。JALはドラえもんと一緒にどれだけ日本‐中国路線の搭乗客を増やせるのか。

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(文/湯浅英夫=IT・家電ジャーナリスト 編集/日経トレンディネット