AR/VR対応学習ツールは定番になるか!?

 今の子供たちの親、つまり20代、30代の親はデジタル新世代で、デジモノで子供に勉強させることに抵抗がない。実際、数は少ないものの、VRを試験的に導入している幼稚園や小学校もある。

 そういったニーズを見込んでか、最新技術を取り入れた製品をとりあえず発売してしまうのが中国らしいところだ。コンテンツが追いつかないままVRゴーグルばかりが過剰に生産されたため、VRゴーグルはどこへ行っても安売りされていたが、VR対応学習機器の登場で、ようやく日の目を見るかもしれない。

 書店の子供向けコーナーには、以前から「学習機」と呼ばれる、イラストにタッチするとその名前を読み上げる製品があったが、AR/VR対応の学習ツールは、それらと完全に競合する。さまざまな製品がスマートフォンやタブレットに置き換わったように、売り場でよりメジャーになって普及していきそうだ。

本のような形状の学習機は子供向けの定番商品
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書店の子供向けコーナーから「学習機」が消える日も近い?
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筆者/山谷剛史(やまや・たけし)
 海外専門ITライターとしてライター業を始めるものの、中国ITを知れば知るほど広くそして深いネタが数限りなく埋蔵されていることに気づき、すっかり中国専門ITライターに。連載に「山谷剛史のアジアン・アイティー」、「山谷剛史のチャイナネット事件簿」、「華流ITマーケットウォッチ」など。著書に「日本人が知らない中国ネットトレンド2014」(インプレスR&D)「新しい中国人 ネットで団結する若者たち」(ソフトバンククリエイティブ)。