販促につながるイメージ映像を「顔」に映すプロトタイプ
これはIMPマネキンのプロトタイプ(原型)の使用例。映像をマネキンの顔に投影するが、マッピングではない。胴体の内部にプロジェクターを仕込み、「何らかの技術で反射させて映し出す」(一ノ瀬氏)という独自のアイデアが強みだ。通常のマネキンの中は空洞だが、新型の中身は「機械でいっぱい」だそうで、足元から熱を抜くファンまで入っている。
顔に映すプロモーション映像は、売り場やイベントの趣旨、目的に合わせた自由なコンテンツが可能。マネキンなので服を着替えさせれば何様にも変身できる。
水着を着せて顔にハワイのビーチ映像を流したり、浴衣を着せて顔に花火のイメージを映したり。「目鼻を簡略化した卵顔の抽象マネキンとは、同じ服を着せても集客力が大きく違うのは一目瞭然」(一ノ瀬氏)。マネキンはプロモーション映像とともにイベントを盛り上げる斬新なディスプレーの1つ、という位置付けだ。
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