販促につながるイメージ映像を「顔」に映すプロトタイプ

次世代型マネキン「IMPシリーズ」の開発第1弾となるプロトタイプを使ったデモ例。映像をマネキンの顔の前面に投影する。マッピングではなく、マネキン内部に設置したプロジェクターを使って映し出す
[画像のクリックで拡大表示]
IMPプロトタイプのマネキン自体は男女別にモードタイプとスポーツタイプをそろえる。これまでの使用例では、百貨店の「○○フェア」や、アパレルの新ブランドお披露目など、普段からマネキンを使うファッション関係の短期催事でレンタル利用するケースが多い
[画像のクリックで拡大表示]

 これはIMPマネキンのプロトタイプ(原型)の使用例。映像をマネキンの顔に投影するが、マッピングではない。胴体の内部にプロジェクターを仕込み、「何らかの技術で反射させて映し出す」(一ノ瀬氏)という独自のアイデアが強みだ。通常のマネキンの中は空洞だが、新型の中身は「機械でいっぱい」だそうで、足元から熱を抜くファンまで入っている。

「映像が顔に映る」インパクトは絶大。動画でぜひご覧ください

 顔に映すプロモーション映像は、売り場やイベントの趣旨、目的に合わせた自由なコンテンツが可能。マネキンなので服を着替えさせれば何様にも変身できる。

 水着を着せて顔にハワイのビーチ映像を流したり、浴衣を着せて顔に花火のイメージを映したり。「目鼻を簡略化した卵顔の抽象マネキンとは、同じ服を着せても集客力が大きく違うのは一目瞭然」(一ノ瀬氏)。マネキンはプロモーション映像とともにイベントを盛り上げる斬新なディスプレーの1つ、という位置付けだ。

実際に百貨店でIMPマネキンが販促に使われたディスプレーの例。松屋銀座は顔に花火などの映像を映すIMPマネキン数体を店頭に並べ、「浴衣フェア」の宣伝を展開した(2017年夏、画像提供:七彩)