朝食の定番、パンのできあがりは?

 オーブントースターといえば、パンのトーストによく使う。今回の試食で印象的だったのがクロワッサンの加熱だ。クロワッサンはバターが多く含まれており、食パンより高さがある形だ。このため、オーブントースターなどで加熱すると焦げることが多い。しかし、加熱が足りないと皮が水分を含んで軟らかくなってしまう。ところが、AX-H1-Rで加熱されたクロワッサンは中まで温かく皮はパリパリ。なのに、皮表面は均一なキツネ色という仕上がり。しかも、中心部はしっとりと軟らかい

 今回は食パントーストの試食はなかったが、同社によるとトーストのおいしさは焼いた後のトースト内部の水分量で決まるという。理想的なのは表面がカリッと焼けているのに、中心部は水分を保持していること。同社が社内で実験したところ、一般的なオーブントースターで焼いたパンの水分保持率は88%だったのに対し、AX-H1-Rは94%。よりもっちりとおいしい食感を楽しめたという。

加熱の難しいクロワッサンだが、一部が焦げることもなく全体に美しい焼き色に。皮はサクサクで、手で割るとパリンと小気味良い音が楽しめた。一方、中身は乾燥せずにモチモチフワフワの食感をキープしていた
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加熱の難しいクロワッサンだが、一部が焦げることもなく全体に美しい焼き色に。皮はサクサクで、手で割るとパリンと小気味良い音が楽しめた。一方、中身は乾燥せずにモチモチフワフワの食感をキープしていた
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トーストの試食はなかったが、同社によるとトーストのおいしさは焼いた後の水分保持量に左右されるという。AX-H1-Rはウォーターオーブンの特性上、トーストもおいしく焼けるのだとか
トーストの試食はなかったが、同社によるとトーストのおいしさは焼いた後の水分保持量に左右されるという。AX-H1-Rはウォーターオーブンの特性上、トーストもおいしく焼けるのだとか
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 そして、加熱水蒸気のもうひとつの特徴が、「温度が低い食材から加熱する」ことだ。例えば、冷凍食品と常温食材を一緒に加熱すると、温度の低い冷凍食品により多くの熱が集中する。そのため、温度の異なる食材を一緒に加熱しても、同時に調理が終わる。会場では、卵とトースト、アスパラのベーコン巻きをすべてトレーに載せ、一気に過熱する実験も行われた。AX-H1-Rはすべての食材に均一に熱が通っているのに対し、オーブントースターは目玉焼きとアスパラはほぼ生の状態。にもかかわらず、トーストは少し焼きすぎの状態だった。

 コンビニやスーパーの総菜をうまく活用する人が増えているなか、中食と時短調理に焦点を絞ったAX-H1-Rの発表は当然の流れといえるだろう。

複数の食材を同時に調理できるのもウォーターオーブンの特性。AX-H1-Rで調理した食材は、すべてちょうどよく火が通っていた(写真左)が、トースターで焼いた食材(写真右)は、トーストは焦げかけているのに、目玉焼きとベーコンはほぼ生だった
複数の食材を同時に調理できるのもウォーターオーブンの特性。AX-H1-Rで調理した食材は、すべてちょうどよく火が通っていた(写真左)が、トースターで焼いた食材(写真右)は、トーストは焦げかけているのに、目玉焼きとベーコンはほぼ生だった
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複数食材を一気に調理できるため、忙しい朝でも複数のおかずをサッと用意できる
複数食材を一気に調理できるため、忙しい朝でも複数のおかずをサッと用意できる
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(文・写真/倉本 春 編集/日経トレンディネット

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