問題はバッテリーだ

 このように、想像以上のパフォーマンスを発揮してくれたMB168Bだが、いいことばかりではない。ドライバーとの相性が悪いのか、マウスがカクカクと動作することが多いのには閉口した。マウスドライバーやDisplayLinkを入れ替えてみたが、状況は変わらなかった。

  また、MB168BにはUSBバスパワーで給電するため、パソコンのバッテリーがどんどん減ってしまうのも課題。2時間ほど作業した時点でバッテリー残量が20%になっていて、ちょっと慌てた(普段は5時間程度使える)。移動時間が長い出張でMB168Bを使うのは、少しリスキーかなと思ってしまう。本当は、そういうときこそ使いたいのだけれど……。

 この2点だけなんとかなれば、MB168Bは非常に実用的な端末だ。実売価格は2万円前後だが、それだけの魅力はある。

 例えば、外出先で給電できる場所があれば、前述のバッテリー問題は解決できる。また、MB168Bを資料およびサイトブラウズ用と割り切り、マウスを使った作業はノートパソコンの画面で処理すれば、マウス問題に悩まず仕事がはかどるはずだ。特に、外出先でプレゼンする機会が多い人に強くおすすめしたい。

(文/秋葉けんた 編集/日経トレンディネット