9月の「防災の日」を機に、防災アイテムを新しく買いそろえたり、見直したりした人は少なくないのでは。そのとき、「使わなかった(期限の切れた)このアイテムは捨てるしかないのか」と残念に思った人もいるのではないだろうか。
防災アイテムは消費期限や使用期限が切れてしまうと、使っていないのに処分するしかないものもある。それではやはり、もったいない。できれば、災害時用の“特別なモノ”として防災アイテムを眠らせておくのではなく、日々の生活でも役立てたいものだ。
2016年9月掲載の記事「元アウトドア用品販売員厳選! 高機能防災グッズ10選」(日経トレンディネット)に続き、災害時にも威力をいかんなく発揮するアウトドアアイテムの中から、「日常でも重宝するアウトドアアイテム」をテーマに、優れた製品を厳選して紹介していく。
【1.生活用品として日々取り入れる
タオル・下着・UVカット傘】
まずは生活用品として日々使うものだからこそ取り入れやすいアイテムを紹介しよう。
メークも落とせてひんやり効果もある!
ファイントラック「ナノタオル」
素材開発から製品化まで一貫して手がけ、製品のほぼすべてを国内で生産するアウトドアメーカー、ファイントラック。5枚重ねることでぬれに強く、温度調節もしやすく、軽くてコンパクトな装備にできる独自の「5レイヤリング」システムのウエアなど、秀逸なアイデアを製品に落とし込み、高い評価を得ている。そんな同社から、実に目からウロコな“ハイテクタオル”がリリースされている。それがこの「ナノタオル」。
最大の特徴は水さえあれば、石けんがなくても皮脂汚れやファンデーションをカンタンに落としてしまうという除去力だ。災害時でお風呂に入れないときでも肌を清潔に保てるし、クーリング効果もあるので炎天下のときに水で濡らして首に巻けば、ひんやり感をキープすることもできる。日常ではハンカチ代わりに使っても、自宅では浴用タオルとして使うのもいい。
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