軸を曲げて芯を出す機構が復活!
「OrobiancoシャープペンMISTRAL」

トライストラムス「OrobiancoシャープペンシルMISTRAL」(3000円)。写真は軸色グレーのタイプ
トライストラムス「OrobiancoシャープペンシルMISTRAL」(3000円)。写真は軸色グレーのタイプ
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 かつて、筆記時の握りのまま、親指の根元に力を入れて握り込むようにするだけで、軸自体が少し曲がって、それがスイッチになって芯が出てくるタイプのシャープペンがあった。トライストラムスの「OrobiancoシャープペンMISTRAL」は、その懐かしい仕組みを高級シャープペンに内蔵した製品。

カラーバリエーションは、上からグリーン、レッド、グレーの3種類。グリップ部分にも柄が入っているのがイタリアっぽい
カラーバリエーションは、上からグリーン、レッド、グレーの3種類。グリップ部分にも柄が入っているのがイタリアっぽい
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 イタリアの文具メーカー、オロビアンコらしい品の良いデザインの軸は、カラーリングもよく考えられていて、人前で十分に使えるもの。そこに、まさかのボディー曲げ芯出し機構が搭載されているという、不思議なギャップが面白い。デザインはイタリアで、製造、組み立て、パッケージデザインから包装まで日本製という作り方も面白い。

こんなふうに軸を中央で折り曲げるようにすると芯が出てくる
こんなふうに軸を中央で折り曲げるようにすると芯が出てくる
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 筆者はこの軸を折って芯を出す仕組みはそんなに悪くないと思っている。芯を出すのに持ち替えなくてもいいし、力の入れ具合も無理がない。ノックボタンがいらないのでデザインの幅が広がるなどメリットも多い。それでも、最新のシャープペンの機構に比べると「便利」という点でのアピールは弱い。どちらかというと、趣味の筆記具の領域なのかもしれないが、軸を折るという豪快な仕組みを高級シャープペンに採用するという方向はそう間違ってはいないと思うのだ。

 グリップ部分までロゴが散らされているデザインの軸色はグリーン、グレー、レッドの3種類。0.5mm芯で、パッケージはクラフトボックスと透明スリーブを使ったもの。ギフトにもそのまま使える。

包装に使われているケースもしっかりしていて、ギフトにも使える
包装に使われているケースもしっかりしていて、ギフトにも使える
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