Sport Hybrid SH-AWDが走りを
スーパーカーらしく、ハイブリッドカーらしく

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 ミッドシップに搭載するパワートレインは、3モーター方式のハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD」。これは新開発の3.5LのV型6気筒ツインターボエンジンと9速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)で後輪を駆動し、左右二つの高出力モーターで前輪を駆動するもの。前輪のモーターは左右で独立し、左右の車輪の駆動力を可変して旋回時の安定を高めるトルクベクタリングを可能にしており、鋭いコーナリングや加速が楽しめるのが特徴だ。同様の構造を持つSport Hybrid SH-AWDシステムは、7速DCTタイプをホンダのラッグシップセダン「レジェンド」にも搭載しているが、レジェンドがボンネット内に排気量3.5LのV型6気筒直噴エンジンを横置きしているFF車ベースであるのに比べ、NSXはスーパーカーらしい仕様といえる。

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 ターボエンジン単体の性能は507ps/6500rpm、最大トルク550Nm/2000rpm~6000rpm。これに3つのモーターが加わることで、システム出力の合計は581ps/646Nmを発揮する。しかもスーパーカーでありながら、燃費性能は12.4km/Lと実用的。また走行状況に合わせて4つの車両特性モードが選択できる「Integrated Dynamics System」によって、パフォーマンスを引き出すだけでなく、ハイブリッドカーらしい静かな走りも可能という。つまり街中でもサーキットでも楽しめるオールマイティーなスーパーカーに仕上がっているらしい。

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